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堀井祐介さんの対話の構造化 | nowhere HAYAMA100-07 (ANOMI Note Edition)

【呼び名】ホーリー

身体の中心につながり、そこから勇気を出して動いていきたい。

■背景(いまの活動・生き方にいたった経緯)

20代、俳優活動を通じて「練習してきたことが本番でできない」という心身の乖離に直面。その問いをきっかけに、ヨガ・ピラティスの探求へ向かう。
ピラティスとの出会いは日本への普及の初期。以来19年、身体の使い方と心のつながりを実践・探求し続けてきた。
インドのリシケシュへの滞在、ヨーガ・ニケタン/日本ヨーガ療法学会でのヨガセラピーの学びを経て、ピラティスとヨガを両輪とした独自のアプローチを確立。
次男のダウン症の誕生が、「勝ったから幸せ」ではない、「そのままで幸せ」を探す旅の入口になった。
40代での燃え尽き感とコロナ禍を機に、バスケとバイオリンという「自分のための時間」を取り戻し、心身のエネルギーを回復させた。

■目的(活動を通じて実現したいこと・実態として何をやっているか?)

身体の中心を感じ、届けつづける人。

「やろう」という意志が身体を緊張させることを知りながら、ポジティブな方向への働きかけを続ける(ポジティブな中動態)
相手の身体のコンディションを自分の身体で感じ取り、本人が自覚化できるよう手伝う
「ガチ」「道」「エンジョイ」「友愛」という独自の地図で、それぞれの在り方への入口を示す
整ったら止まらず、そこから興味・関心に向かって自分を使っていくことを、自らも実践している

■位置付け(目的に対して具体的にしてきたこと)

葉山・上山口のStudio RODAを拠点に、個人レッスンを展開
ビーチ葉山でのレッスンや、自宅・マンションのジムへの出張レッスンも継続
関西でのピラティス養成コースへの関与(インストラクター育成)
ダウン症の次男の誕生後、福祉施設でのヨガクラスを積極的に開催
現在、映像制作にバイオリン演奏を組み合わせた自己表現の発信を開始——新しいフェーズの入口に立っている

■エッセンス(対話の中で印象的だった言葉や場面)

〈木漏れ日をただ見ている〉

「人はもともと動ける。その美しさを、分かち合いたい。」

〈「ガチ」の外にある地図〉

「ガチと軸が違うところに『道』があって、また少し外れたところに『エンジョイ』や『友愛』の枠があるというふうに感じていて」

〈ポジティブな中動態〉

「『こうなりたい』っていうビジョン(願い)は持つけど、そうなれるかどうかに対する執着を一回手放すのが、中動態的に自分の心や体と向き合うことだと思うんです」

〈キャッチボールしてるだけで良かった〉

「目的達成の手段となることに邁進するインストルメンタルな生き方から、行為そのものを目的にして純粋に楽しめることをするコンサマトリーな生き方へ……」

〈デフォルメせずに体現する〉

「自分の中心とつながって、そこから起こすものは、動作でも日常の中の行為でも、本当に美しい。……デフォルメせずに形にし、体現していきたいと思う」

■コア(根底にある思い・願い)

「やろう」と力を込めた瞬間、

肩がほんの少し固まる。

コントロールしようとする意志そのものが、

身体を嘘の方向へ押し込む。

重心を左のお尻に乗せ直す。

それだけで、腹が使われはじめる。

命令しなくていい。

身体はちゃんと、わかっている。

一言でまとめると:「身体の中心につながれば、人はすでに動き出している。」

——「それを信じることが、一番の勇気だ。」

■課題(まだ見ぬ壁/乗り越えるべき問い)

「中心とつながる感覚」は数値化が難しく、インストルメンタルな成果が評価されやすい世界でどう届けていくか
「わかる人にわかればいい」から「より広く伝える」への転換——勇気の先に何があるのか
自己表現(映像・バイオリン)と人へのサポートという二つの軸をどうバランスさせていくか
自己破壊と再生の今のフェーズで、次に何を形にしていくのか

■構造化から見えてくる人物像(ANOMI's Insight)

堀井祐介さんという人:「中心にいると、周りが自然と整っていく人」

①「頭の支配を、身体で乗り越えてきた人」:「自分がこうなりたいと思って働きかけるだけでは、まだ能動態ですよね」——これを概念として知っているのではなく、19年の実践の中で何千もの身体を通して確かめてきた人だ。コントロールしようとする意志そのものが緊張を生む、という逆説を、ホーリーさんは自分の手のひらで知っている。

②「ガチの外に、もっと広い地図がある」:「ガチ」「道」「エンジョイ」「友愛」——競争を否定するのではなく、それを含む広い地図を描いて見せる。ダウン症の次男の誕生が、この地図の存在を教えてくれたのかもしれない。「勝ったから幸せ」ではない幸せを探す旅が、そのまま仕事の哲学になっていった。

③「デフォルメせずに、勇気を出して」:20代の演劇時代、「自分がどう見られているか」で擦り切れた経験がある。その反動で「わかる人にわかればいい」と引いていた時期を経て、いまは「デフォルメせずに体現する」という一歩手前に立っている。その扉を開けるのに必要なのは技術ではなく、勇気だ——とホーリーさん自身が言っている。

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  • 【呼び名】ホーリー
  • 身体の中心につながり、そこから勇気を出して動いていきたい。
  • ■背景(いまの活動・生き方にいたった経緯)
  • - 20代、俳優活動を通じて「練習してきたことが本番でできない」という心身の乖離に直面。その問いをきっかけに、ヨガ・ピラティスの探求へ向かう。
  • - ピラティスとの出会いは日本への普及の初期。以来19年、身体の使い方と心のつながりを実践・探求し続けてきた。
  • - インドのリシケシュへの滞在、ヨーガ・ニケタン/日本ヨーガ療法学会でのヨガセラピーの学びを経て、ピラティスとヨガを両輪とした独自のアプローチを確立。
  • - 次男のダウン症の誕生が、「勝ったから幸せ」ではない、「そのままで幸せ」を探す旅の入口になった。
  • - 40代での燃え尽き感とコロナ禍を機に、バスケとバイオリンという「自分のための時間」を取り戻し、心身のエネルギーを回復させた。
  • ■目的(活動を通じて実現したいこと・実態として何をやっているか?)
  • **身体の中心を感じ、届けつづける人。**
  • - 「やろう」という意志が身体を緊張させることを知りながら、ポジティブな方向への働きかけを続ける(ポジティブな中動態)
  • - 相手の身体のコンディションを自分の身体で感じ取り、本人が自覚化できるよう手伝う
  • - 「ガチ」「道」「エンジョイ」「友愛」という独自の地図で、それぞれの在り方への入口を示す
  • - 整ったら止まらず、そこから興味・関心に向かって自分を使っていくことを、自らも実践している
  • ■位置付け(目的に対して具体的にしてきたこと)
  • - 葉山・上山口のStudio RODAを拠点に、個人レッスンを展開
  • - ビーチ葉山でのレッスンや、自宅・マンションのジムへの出張レッスンも継続
  • - 関西でのピラティス養成コースへの関与(インストラクター育成)
  • - ダウン症の次男の誕生後、福祉施設でのヨガクラスを積極的に開催
  • - 現在、映像制作にバイオリン演奏を組み合わせた自己表現の発信を開始——新しいフェーズの入口に立っている
  • ■エッセンス(対話の中で印象的だった言葉や場面)
  • 〈木漏れ日をただ見ている〉
  • **「人はもともと動ける。その美しさを、分かち合いたい。」**
  • 〈「ガチ」の外にある地図〉
  • 「ガチと軸が違うところに『道』があって、また少し外れたところに『エンジョイ』や『友愛』の枠があるというふうに感じていて」
  • 〈ポジティブな中動態〉
  • 「『こうなりたい』っていうビジョン(願い)は持つけど、そうなれるかどうかに対する執着を一回手放すのが、中動態的に自分の心や体と向き合うことだと思うんです」
  • 〈キャッチボールしてるだけで良かった〉
  • 「目的達成の手段となることに邁進するインストルメンタルな生き方から、行為そのものを目的にして純粋に楽しめることをするコンサマトリーな生き方へ……」
  • 〈デフォルメせずに体現する〉
  • 「自分の中心とつながって、そこから起こすものは、動作でも日常の中の行為でも、本当に美しい。……デフォルメせずに形にし、体現していきたいと思う」
  • ■コア(根底にある思い・願い)
  • 「やろう」と力を込めた瞬間、
  • 肩がほんの少し固まる。
  • コントロールしようとする意志そのものが、
  • 身体を嘘の方向へ押し込む。
  • 重心を左のお尻に乗せ直す。
  • それだけで、腹が使われはじめる。
  • 命令しなくていい。
  • 身体はちゃんと、わかっている。
  • 一言でまとめると:「身体の中心につながれば、人はすでに動き出している。」
  • ——「それを信じることが、一番の勇気だ。」
  • ■課題(まだ見ぬ壁/乗り越えるべき問い)
  • - 「中心とつながる感覚」は数値化が難しく、インストルメンタルな成果が評価されやすい世界でどう届けていくか
  • - 「わかる人にわかればいい」から「より広く伝える」への転換——勇気の先に何があるのか
  • - 自己表現(映像・バイオリン)と人へのサポートという二つの軸をどうバランスさせていくか
  • - 自己破壊と再生の今のフェーズで、次に何を形にしていくのか
  • ■構造化から見えてくる人物像(ANOMI's Insight)
  • 堀井祐介さんという人:「中心にいると、周りが自然と整っていく人」
  • ①「頭の支配を、身体で乗り越えてきた人」:「自分がこうなりたいと思って働きかけるだけでは、まだ能動態ですよね」——これを概念として知っているのではなく、19年の実践の中で何千もの身体を通して確かめてきた人だ。コントロールしようとする意志そのものが緊張を生む、という逆説を、ホーリーさんは自分の手のひらで知っている。
  • ②「ガチの外に、もっと広い地図がある」:「ガチ」「道」「エンジョイ」「友愛」——競争を否定するのではなく、それを含む広い地図を描いて見せる。ダウン症の次男の誕生が、この地図の存在を教えてくれたのかもしれない。「勝ったから幸せ」ではない幸せを探す旅が、そのまま仕事の哲学になっていった。
  • ③「デフォルメせずに、勇気を出して」:20代の演劇時代、「自分がどう見られているか」で擦り切れた経験がある。その反動で「わかる人にわかればいい」と引いていた時期を経て、いまは「デフォルメせずに体現する」という一歩手前に立っている。その扉を開けるのに必要なのは技術ではなく、勇気だ——とホーリーさん自身が言っている。

metadata

source

ANOMI Note / Dialogue with Macorin

author

堀井祐介

project

nowhere HAYAMA100

number

07

この概念は「もう一人の僕」の思考の一部として統合されています。

ANOMIと対話する